大掃除にも大活躍しそうな自然派洗剤のセスキ炭酸ソーダ、重曹、クエン酸。
小さなお子さんがいる家庭など安心して使えますね。
いずれも100円ショップでも買えますが、
この三つどこが違ってどう使うかごちゃごちゃになってませんか?
この際セスキ炭酸ソーダ、重曹、クエン酸の三つの違いをはっきりさせて
きちんと用途に合わせて使いたいものですね。
セスキ炭酸ソーダ-、重曹、クエン酸の違いは?
一番大きな違いは
・重曹とセスキ炭酸ソーダどちらもアルカリ性で、
クエン酸は酸性だということです。
ですから用途が全く異なります。
・重曹とセスキ炭酸ソーダの違いはアルカリ性の強さが違います。
セスキ炭酸ソーダの方が少し強くなります。
セスキ炭酸ソーダの用途は?
・油汚れタンパク質の汚れ
・シンクの汚れ
・ぬめり
・血液の汚れ
重曹でも落ちるますが、よりセスキ炭酸ソーダの方が落ちます。
しっかり洗えるのに手荒れがしにくく、
重曹よりも水に溶けやすくサラサラした結晶状で扱いやすく、
常温で長期間保存しても変質しません。
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方
ペットボトルに500ccの水を入れて「セスキ炭酸ソーダ」5ccを加え、
ふたをして良くふって溶かします。
重曹の用途は?
・鍋やコンロなどの焦げ
・焦げ付きの除去
・茶渋など軽い汚れの除去
・水垢
・消臭
・除湿
研磨力は重曹の方が圧倒的に強いです。
研磨力が高いと言うことは粒子が大きいということで、
水に溶けにくいです。
スプレーにすると、吹き出し口が詰まってしまう場合があるので、
もし水に溶かして使うなら、ごく少量の水でペースト状にするのが
おススメです。
又は使う時に重曹水を作り使い切ってしまうことです。
クエン酸の用途は?
レモンやかんきつ類にたくさん含まれる「クエン酸」
身体にとっても良い作用をもたらすクエン酸がどうしてお掃除に威力を
発揮するのでしょうか。
クエン酸は先にも書きましたが、酸性なのでアルカリ性の汚れを中和させて
浮かせて綺麗にしてくれるのです。
「クエン酸」のお掃除は、アルカリ性の汚れ
水垢、石鹸カス、トイレの黄ばみなどに非常に効果を発揮します
・水道の蛇口やシンクの汚れ、シャワーヘッドなど)
・電気ポットのぬめりとりや水垢(白いガリガリ汚れ)
・トイレの黒ずみ・尿石などの除去
・アルカリ性の臭いを消す(アンモニア臭など)
・洗濯槽に沈着した炭酸カルシウムの除去
・衣類の柔軟剤として(石鹸洗濯の仕上げなど、アルカリ性物質の中和)
・石鹸シャンプーなどのリンスの代わり
油汚れやたんぱく質の汚れは不得手です。
「クエン酸水」を作っておくとすぐにお掃除出来て便利ですね。
重曹と違って吹き出し口が詰まってしまうこともありません。
クエン酸水の作り方は?
用意するもの
・スプレーボトル
・クエン酸
・水
・ロート(あれば便利)
作り方
スプレーボトルにクエン酸、小さじ1/2を入れます。
次にクエン酸を入れたスプレーボトルに、水100mlを入れます。
キャップをつけてボトルをよく振り、クエン酸が溶けると完成です。
ガンコな汚れなどには、クエン酸の量を多くして下さいね。
まとめ
如何ですか?
違いがお分かりいただけましたか?
それぞれの特徴を知って普段の色々な用途に活用して下さいね。